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第３章 「航空戦艦アスカ」 |
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（８／８） |
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| 本作は前作『護衛戦艦アリゾナの戦い』の続編です。主人公・土方恭子が前作の最後で航空戦艦アスカに乗り移ってからの物語ということで、アスカ航空隊の問題児・鳥見春香とのコンビが結成されます。 前作が『ヤマト３』の舞台設定を、原典での史実そのままの上で描かれていますが、本作では『ヤマト３』の最後が史実と違う決着で終わった後の、架空の世界を舞台設定にしています。 史実とのターニングポイントは、ハイドロコスモジェーン砲の開閉システムが故障していなかったらというところ。史実では修理に飛び出した土門竜介がボラー機の銃撃で絶命し、それを見た揚羽武がベムラーゼ首相の機動要塞の砲口に突入し、それがデスラーの反撃のきっかけになって決戦の決着に結びついていますが、それが無かった場合、決戦はベムラーゼ首相の勝利に終わっていたかもしれないということです。 ボラー連邦がガルマン帝国に勝利し、地球はボラーの支配下に入った世界が本作の舞台設定です。勝ったとは言え、スカラゲック海峡星団の決戦、シャルバート上空戦、および最終決戦のデスラー砲の一斉掃射でボラー連邦主力部隊の大半は壊滅してしまっていますから、いくら冷酷なベムラーゼ首相とは言え、戦後処理はそれほど過酷な処置は取れないとの想定の元に、妥当と思える勢力関係を設定してみました。 古代の処刑に関しては、『ヤマト３』でのボラー連邦との開戦状況を考えると仕方が無いでしょう。この軍事法廷ですが、どう考えても無実の濡れ衣としか思えない文官が死刑にされたりしてないだけ、現実の東京裁判よりはマシではないでしょうか。 敗戦によってボラー連邦に占領された地球の独立を回復するために立ち上がった航空戦艦アスカの戦いが本作品の主題ですが、それだけでは原典の『ヤマト』の世界との接点が極めて希薄なものになってしまうため、戦利品として接収されたヤマトを奪還するという味付けも付けてみました。作品上ではアルファ星での失敗によって中断した形になっていますが、地球独立政府軍としてはまだ諦めていないので、再度の挑戦があると思います。 |
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それでは最後に、登場キャラクターの声のイメージです。（未登場もいるけど） |
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| ●土方恭子 | 川澄綾子／ラフィール（星界の紋章） |
| ●鳥見春香 | 長沢美樹／榊野理沙（エクスドライバー） |
| 《航空戦艦アスカ・航空隊》 | |
| ●吉野佳奈美（第２航空隊長） | 横山智佐／ノイン（新機動戦記ガンダムＷ） |
| ●秋篠真瞳架 | 久川 綾／黒沢みなも（あずまんが大王） |
| ●愛河中尉 | 鶴野恭子／ミリィ（ロスト・ユニバース） |
| ●甘橿里美（第１航空隊長） | 山田美穂／アトスリュア（星界の戦旗） |
| ●五位堂由希子 | 堀江由衣／成瀬川なる（ラブひな） |
| ●朝倉真由美（整備主任） | 渕崎ゆり子／李 紅蘭（サクラ大戦） |
| 《航空戦艦アスカ・艦橋要員》 | |
| ●春日艦長 | 大塚明夫／ネモ船長（ふしぎの海のナディア） |
| ●大峰副長 | 三木眞一郎／クルツ（フルメタル･パニック！） |
| ●生駒航海長 | 辻谷耕史／タイラー（無責任艦長タイラー） |
| ●葛城機関長 | 池田秀一／スコット（七つの海のティコ） |
| ●畝傍技師長 | 青野 武／成原博士（究極超人あ〜る） |
| ●香久山砲術長 | 井上喜久子／エレクトラ（ふしぎの海のナディア） |
| ●耳成測的班長 | 清水香里／エクリュア（異界の戦旗） |
| ●佐保通信班長 | 浅野真澄／サガ（ちっちゃな雪使いシュガー） |
| 《護衛空母アーカンソー航空隊》 | |
| ●アリス・ソードブレイカー | 榎本温子／くるみ（鋼鉄天使くるみ） |
| ●ユリコ・スカイフィールド | 桑島法子／蓬仙あおい（リヴァイアス） |
| 《自由地球連合独立政府》 | |
| ●パトリシア・ウィンチェスター | 浅田葉子／遠藤ローナ（エクスドライバー） |
| 《空間騎兵隊》 | |
| ●ジャスティ・今村 | 玄田哲章／海坊主（シティハンター） |